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ES「憲法」#9 それよりもっと良いやり方があるはずだ。

三田祭でお休みだったスクーリングも復活です。
今日も前5列は満員
と、言いながらも月曜スクーリングは休み無しですが…

さて、憲法 9回目。
先々週から統治に入って、#7で天皇制、#8で国会と内閣ときました。

とくると、#9では、裁判所・司法権です。

1.裁判制度
2.司法権(の独立)
3.違憲審査権←時間がたりなくてたどり着けず…

についての講義でした。

戦前は、裁判所は司法省の一部であり独立していなかった、

司法権の独立のためには、裁判官の職権行使の独立が必要であり、そのために裁判官の身分はしっかり保障されている、というような話しでした。

司法制度改革では、本来は最高裁判所にメスをいれるべきだったのに、裁判員制度やロースクール設立に目がいって、本丸の最高裁判所の改革が一歩も進まなかったことを先生はかなり悔やんでしました。

60過ぎで最高裁判事になるのでなくても、もっと若くてイキの裁判官を最高裁の判事にするべきだ、と先生の持論を展開されました。

今日の先生のひと言は、どうしても現状維持ばかりに目が行く人たちに対して、

「それよりも、もっと良いやり方があるはずだ。」

という視点が大切だと述べていました。どんなルーティンの単純作業でも、そうやって自分自身がより良い、という環境へ自分の力で向けていくことは大切ですね。

そして、講義でも最後に司法権とは?という問いに際して
 
 ①個別具体的な争訟に対して(対象)
 ②法を解釈して・定期要して(手法)
 ③終局的な紛争解決を行う(目的)

という説明をされていました。


あと、先生が言及した牧原先生が田中耕太郎初代最高裁長官とその政策に関しての論文は以下のようですね。


政治化と行政化のはざまの司法権--最高裁判所1950〜1960 ...

http://www.ppsa.jp/pdf/71.pdf ←ここをコピペすると論文も読めます。

 外に出てみると、図書館が真っ暗。ちょっと新鮮ですね。

ちょっと寂しい。





















































































































































































































































































































































































































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