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ES「憲法」#11 ゼロ改憲で国民投票してみたら?

講義最終日。 今日も一杯です。

なんか長いようで短いような、ちょっと名残惜しい気持ちになりますね。

冒頭、試験に関してのA4ペーパーが配られました。

シラバスに

 ◆ 成績評価方法8 割以上の出席を試験受験資格とし、採点は寛大に行う。

と、あったとおり、寛大なテストっぽいですね。

問題は事前に指定されました。ありがとうございます!

で、その後は、先生の最近の研究内容や業績についてのお話。

その中で、ロバート・D. パットナムの名前が出てきたりして、結構おもしろかったです。
パットナムと言えば「孤独のボーリング」で社会関係資本について言及していたんですよね。
あの本高くて買えなかったけど…、中央図書館で重たいの借りて返った日を思い出しました。

詳しくは、https://researchmap.jp/junta をご覧ください。

で、出席をとって後半は9条です。

なにかと議論になる9条ですが、条文の解釈上は、

(1項)       (2項)
全ての戦争を放棄 → 一切の戦力不保持    →自衛隊違憲
侵略戦争を放棄  → 一切の戦力不保持    →自衛隊違憲
侵略戦争を放棄  → 侵略目的の戦力は不保持 →自衛隊合憲

という組み合わせになるとのことです。

戦後の改憲議論の盛り上がりは、60年代以降の停滞期、そして94年の湾岸戦争以降の9条問題と、時代時代によって人々の向き合う姿勢も変わってきたとのことです。

先生が面白いこといってました。

 押しつけ押しつけと言われながらも、60年以上、この憲法と一緒にいるわけですから、改憲の議論をする前に、まずは、国民が現行の憲法を信任するかどうかを国民投票すればいいのですよ、ゼロ改憲です。

面白いですね。「こういう視点を持つ」ということが大事だなぁとしみじみ思いました。

外にでると、紅葉した街路樹と街灯が良い感じで、なんだか終わりなんだなぁ、というのを実感します。

せっかくなんで、最後に、先生本のリンクを貼っておきました。岡田先生のために、ポチリと(笑)














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