A8

19夏スク「国際政治論」#1−2

今年はどうしようかと悩んでいましたが、ツイッターで法乙所属のE先輩に「国際政治論はご担当の先生によって取り上げる内容とか授業のやり方も相当違うので、受けられる時がチャンスですよ~」と、お言葉頂いたので受講することに。
※取消〆切の日に付かれて取消損ねたというのもある(笑)
さて、毎朝恒例になっている、福澤詣をすませて教室へ。西校舎の隅っこです。
手前でマルクス経済学が収録しているみたいでした。

さて、国際政治論は田所昌幸先生です。事前にしらべていたら、高坂正堯先生のお弟子さんの筋ではないかと勝手に想像していました。
※以前、高坂先生の「国際政治」を購入してから、この名前が気になっていたんですよ。

Googleの画像検索なんかで出てくるのと全く同じ(当たり前だが)雰囲気で、とても優しそうな先生です。
冒頭に、試験のことの説明もしくれました。

教科書に書いてあることは、教科書を見れば良くて、授業を通じて何かひっかかることがあって、それを考えてもらうことに意味がある。

持込可です、と。

うん、つまり、これは当たりの授業です。

国際政治論の授業は例年、慶應プロパーの先生が持ち回りでやっているようで、田所先生も久しぶりな感じでした。つまり、来年これをとっても田所先生じゃなきゃ、持込可じゃないですから、そこの所をお気をつけ下さい(笑)

今日は、イントロの講義として、

国際政治をみる基本的視座として
  1. 古典によるよる導入
  2. 3つの基本的視座
    1. リアリズム
    2. リベラリズム
    3. 構造的理論
  3. 三つの分析レベル
    1. 個人
    2. 国家
    3. 国際体系
  4. いくつかの基礎概念
    1. 国家
    2. 国民
    3. 国力
    4. 国益
についての講義でした。

いや、ヨーロッパ史とかあまり興味ないし、高校時代は日本史だったので、ほんと全然基礎知識足りないんですけど、結構面白いというのが感想です。


今日は、13時から打合せがあったので、授業が終わったら、三田ランでバスまで一直線です(笑)。しかし、ちょっと早く終わってくれるので、助かります。

その辺も、田所先生の良いところ。

【テキスト紹介】

教科書
田所先生らが、日本語で国際政治学を語ることをテーマにしてまとめた本
初学者には若干難しい部分があるとのこと。大学院試験や初年度ぐらいの学生まで読み応えがあると思うとの解説でした。



コメント

人気の投稿