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オリエンテーション まとめ

オリエンテーションは、刑法を担当する、佐藤拓磨先生から法学部の概要の説明。

甲類・乙類はまったく性格の違う学問分野。甲は行為の世界、乙は事実学の要素が強いということ。

【甲類】
“法秩序の体系”は、憲法を頂点にピラミッド型になっている。
- 憲法
 - 法律
  - 命令
   - 規則
    - 条例
が、学部レべルでするのは憲法と法律ぐらい。

甲類は配本計画に則っていかないと、法は高度の体系性により成り立っているので詰まるとのこと。まぁ、あんまり好き勝手にするんじゃないよ、とのことですね。

あと、法学は真/偽ではなく、当/不当を問題にするので、数式を導くように答えは1つ、ということではないとのこと。

法的思考や文章作法に慣れるには、以下が役に立つと紹介。
 井田良「法を学ぶ人のための文章作法」有斐閣2016
 田高寛貴「リーガル・リサーチ&レポート」有斐閣2015
 山下純司「法解釈入門」有斐閣2013

【乙類】
広い視野と国際感覚を身につけた、自由な思考のできる人材の育成すべく、自由度の高いカリキュラムを用意している。必修科目は政治学と憲法のみ。
専門科目(5分野)の他、法律学、経済学の隣接科目の履修も可能。また、5分野は学問の性格が違うし、教授の人柄も違う。

専門科目の5分野
- 政治思想
- 政治・社会論
- 日本政治
- 地域研究・比較政治
- 国際政治

【レポートについて】
・様々な出題形式
・レポート作成の基本
 ①冒頭で問題の所在を示す(甲類の事例問題の場合、法的に重要な行為を抽出し、その都度何が争点であるかを示す)
 ②先行業績を示す。(甲類の場合、裁判所の先例を含む)
 ③自分なりの評価・見解を示す。
・出題意図を察することが重要

佐藤先生からのアドバイスは、
・レポートを書き始める時には、大目次->中目次->小目次 を決めてから取り組みましょう。
・学習のすすめ内、池田「テキストを読む」霞「レポートの書き方」は、熟読しましょう。
・科目別履修要領もしっかり読む。あそこは宝の山だそうです。

■事務局からの連絡
・ニューズレターと塾生ガイドは熟読してください
・三色旗は先生の研究内容の報告
・配本計画に従って勉強すること
・市販教科書指定の場合でも、配本時期でないとレポートを受け付けられない
・レポートを提出すれば、科目試験は申込みが出来る
 →この場合でも、試験は合格してもレポートを再提出になることがある
  レポートの再提出は6ヶ月位内。それを超えると再履修→イチからやり直し
  →科目試験に合格していてもチャラになります
・旧科目でレポートを提出した場合、翌年までは試験を受けられる
・試験の申込みは、kcc-channelで申込みすれば紙よりかは簡単

■スクーリング関連
・配本されていない講義であっても受講は可能
・18年のメディア授業に関しては18年2月に案内があるので要確認

■卒業要件単位
・外国後の単位取得に関しては要注意

■卒業論文に関しての注意
・卒業論文指導は3回必要

以上、簡単なφ(.. )でした。詳細はみなさん、自分でご確認ください。

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