社会学の名著30
社会学の名著30 (ちくま新書 718)
ちょっと前に買って読んでました。小生の元々出身は理工学部機械工学科。一般教養(その頃は複合領域科目ちと呼ばれていた)を選択したのは入学したてで、何がなんだか良くわからないままに科目履修をしたははずだ。理系はほとんどガチガチのカリキュラム(英語と数学と物理と専門科目)で、自由などなく、とれそうな時間にとれそうなものを取る、基本的には単位を埋めるという選択でした。一般教養に興味がなかったわけでもなく、それなりに履修科目数をオーバーして取ったりしていた、が、社会学、とりわけ一般的な社会学の講義を受けたことはない。そのため、考え方などの素養は全くなし。
でも、メディア論っていうのは一般的には社会学にカテゴリにはいり、その他、情報・消費社会なども社会学の範疇だと思われる。というか、法学・政治学・商学・経済学といった者に入らない学問は社会(科)学という風に考えてもよいのではないだろうか。
一般に原書にあたれというが、いったいに何あたれば良いのか分らない、という時に、この手の類いの本は最適だと思う。特にこの竹山先生は本当に博識なのだと思う。半分は本の事、半分はそれをうまくふまえて自分の世界と言葉に引きずり込む感じがステキですね。
マクルーハンのメディア論から入りましたが、全く僕の習ったメディア論のことなど少しも書いてなかった。先生の読み込みが甘いといえばそれまでだけど、まあ、書いていることに間違いはないだろうし、そういう解釈も有りだろう、といった具合である。
経済学や法学などの実学ばっかりしてきた人には、途中息抜きでお薦めします。
ちょっと前に買って読んでました。小生の元々出身は理工学部機械工学科。一般教養(その頃は複合領域科目ちと呼ばれていた)を選択したのは入学したてで、何がなんだか良くわからないままに科目履修をしたははずだ。理系はほとんどガチガチのカリキュラム(英語と数学と物理と専門科目)で、自由などなく、とれそうな時間にとれそうなものを取る、基本的には単位を埋めるという選択でした。一般教養に興味がなかったわけでもなく、それなりに履修科目数をオーバーして取ったりしていた、が、社会学、とりわけ一般的な社会学の講義を受けたことはない。そのため、考え方などの素養は全くなし。
でも、メディア論っていうのは一般的には社会学にカテゴリにはいり、その他、情報・消費社会なども社会学の範疇だと思われる。というか、法学・政治学・商学・経済学といった者に入らない学問は社会(科)学という風に考えてもよいのではないだろうか。
一般に原書にあたれというが、いったいに何あたれば良いのか分らない、という時に、この手の類いの本は最適だと思う。特にこの竹山先生は本当に博識なのだと思う。半分は本の事、半分はそれをうまくふまえて自分の世界と言葉に引きずり込む感じがステキですね。
マクルーハンのメディア論から入りましたが、全く僕の習ったメディア論のことなど少しも書いてなかった。先生の読み込みが甘いといえばそれまでだけど、まあ、書いていることに間違いはないだろうし、そういう解釈も有りだろう、といった具合である。
経済学や法学などの実学ばっかりしてきた人には、途中息抜きでお薦めします。
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