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田村淳さん入学されたんですね。

なんとなく噂で聞いてましたが、田村淳さん慶應通信の法学部に入学されたんですね。
きっと甲類でしょ。

https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/03/atsushi-tamura_a_23474186/

ネットでは、青学じゃないのかよとか、本気でやる気あるのかよとか、便乗して慶應通信をディスる人とか、まぁ、いろいろあるなぁと思ったり、

慶應通信のHPが重くなって「えっCDN使ってないの?」と、盛り上がってたりして。

個人的には人は人。

他人の学びに他人がどうのこうのいう必要なんて全く無いので、淳さんもきっと何も気にしていないと思います(笑)。

でも、ひとつだけ今回の淳さんのチャレンジで感心したことがあるんですよ。

淳さん、青山学院で法哲学やってる住吉雅美先生の元で勉強したいって強い思いがあって青学を受けてたってことなんですよね。

今時の大学生の中で、あの先生のいる大学で勉強したいから、あの大学に行きたい!って子がどれだけいるかってことなんですよ。

むしろ、そこにいる先生なんか一人も知りませんでした、って人が大半なんじゃないかな、って思います。

僕自身、高校卒業して早稲田に入った時は、機械工学を学んでF1やりたいって気持ちで入学しましたが、その時に、あの大学のこの先生だとこんなことができて、なんてことは考えたこと無かったです。

大学院に行くときは、そこそこ先生で選ぶので、淳さんの今の気持ちに近い部分はありましたが、まあ、そうそう大学選びで教員をスコープにする人いないですよね。

ほんと、そこに感心したんですよね。

結果として、慶應通信に来たわけですけど、ここで地頭固めながら、また青学受けて欲しいですよね。慶應通信だと、個人で突き詰めることは出来るけど、きっと求めているのはゼミナール形式で、いろんな人と議論していきながら学ぶことなんだろうから、仕事もあって大変だと思うけど、是非、挑戦してもらいたいですよね。

もちろん、慶應通信じゃ、それができない、ってわけではないでしょうが、ゼミナールはないし、卒論指導もある程度時間が制約されている中で実施されているから。
※まあ、この辺りは指導教授によるんでしょうが。

別に淳さんがいなくなって、静かな慶應通信に戻ることを祈っているわけでも全然ないんですが(笑)、きっと淳さんの求めている知の探求は青学に入った方が近いと思いますね。

そして、慶應通信、楽ちんだと思っている人に言いたい。

ここは、難しいぞ!!

自分、学部も結構良い成績で卒業したし(大学院の推薦もらえるぐらい)、修士もほとんど優、博士後期課程の試験は一浪して勉強したから、結構がんばった。

その上で、ここは難しいぞ!!

単位は、慶應クオリティをパスしないと貰えないよ。

単位って英語で書くとcredit、つまり大学の信用だからね。


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