スタバとKindleショック
節約男子を目指しているので,あまりいかないスタバです。
トールで340円のアイスコーヒー。高い。
かつ,注文時に少々気取ったカフェが苦手である。他の西海岸系も同様。
異動先の先輩と現場のことをいろいろと伺うために待ち合わせをしたのですが,早く着きすぎたため,時間つぶしの読書のためによりました。
読んでいるのは,Kindleショック インタークラウド時代の夜明け
。以前,GITS(早稲田大学大学院国際情報通信研究科)の客員准教授の身分の著者の講義にを受講してからのお気に入りの先生です。
境先生は,今でのインターネット経済に対して、iPadなどのデバイス機器を入り口としたネットとの新しい関係を「デバイス=クラウド生態系」と定義されています。
この生態系は,インターネットと異なり利用者のリテラシーがさほど高くなくても,利用者にやさしく,安全である可能性が高い,と述べられています。
いわゆるインターネット-PCの関係と違い,ある程度の作り込みがされた制約の多い機器のために,自由度が低く,危険な目にあうことが少ない,というのが考え方の根本にはあります。例えば,ipodから高額な請求をするエロ動画サイトにいくのは一般的には難しい,ということをイメージしてもらえれば良いでしょう。
一方で「デバイス=クラウド生態系」は、デバイスメーカーを中心として顧客の囲い込み、閉じた世界である。もともと消費者は囲い込み戦略があまり好きでは無かった(と個人的に思う)が,アップルの垂直統合モデルには好感を持っているようだ。
アップルのことを他のコンピュータメーカと比較したり,アップルが複合産業体を作ろうと虎視眈々と狙っているだろう,ことに興味をもっているひとも少ないだろうが…
しかし,このデバイスークラウド生態系にドップリつかると,他のサービスへの移行は難しくなる。これは,ヤフオクをしている人が,他の主催するオークションには行きづらいだろう,ということは直感的に分かりやすいだろう。
そして,その次に来るのが、サービス間で高度に連携した「インタークラウド」だと言われいている。
まあ,たくさん書くとネタばれるなるのでこの辺りにしておきます。
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