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マクルーハン

マクルーハン (ちくま学芸文庫) を読みました。買ったのは02年だから、何年かけて完読してんだか…。
McLuhan for Beginners の日本語訳版です。
インターネット広告の事が頭からちょっと離れなくて、インターネットって何だよ!?という疑問を突き詰めるべく、マクルーハンのメディア論が気になり本棚から引っ張りだして読みました。
勿論インターネットなんてマクルーハンの時代にあるはずもなかったのですが、どうしても気になりました。
あたりは優しい感じの本で、ほとんどデザイン系かなんかの本にしか見えないのですが、しっかり読んでみるとマクルーハン理論を体系的に説明しています。
大学院で一年(06年)+半年(02年)勉強しているので、少しはわかったつもりですが、改めて読むと、うん、良くわかります。
原本はビギナーって言う事で、初心者向けですが、はっきり言って何の勉強もなしに、読んでもきっとわからないんだと思います。一度、エッセンシャル・マクルーハン―メディア論の古典を読むなんかを読んでみて、いまいち良くわからん〜とおもってから、読む事をおすすめします。
で、読んでみて、インターネット広告って、何か?
そんな答えは見つかりませんが、きっとテレビ広告というのはなくならないし、2011年以降もテレビ放送というのは、形を変えて生きていくのは確実で、あまり悲観的になる必要はないという事がわかった気がします。

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