東 浩紀「メディアを語る (別冊思想地図β ニコ生対談本シリーズ#2) 」昨年末に新宿で購入してから、積ん読状態。
パラパラとめくった時に、「メディアを語る」という響きに、先日先生とメディア論の話しをしたことを、思い出してカバンに。
この本は、体系だったメディア論の話しではなく、目次にあるように、
「おもしろい」をセカイに広めるには 川上量生×東浩紀
「ばらばら」から始まるエクストリーム 宇川直宏×東浩紀
『アーキテクチャの生態系』とその後 濱野智史×東浩紀
この3人と、東氏の対談を掲載しています。
3割ぐらいは、よもや話的な所がありますが、7割はなんか新しそうなメディアのお話。
川上、濱野両氏の話しはなんどか聞いた事があったので、すんなり読めたのですが、
宇川さんは予備知識なかったので、読みにくいったらありゃしない。おまけに、討論中にワインのボトルが入ってたらしい、そりゃ、読みにくいわけでは…
メディアを語る、という響きに値するかどうかと言われれば、微妙な所ですが、3人の識者と東氏のトークを実況中継風に読む、というのは、また新たな体験ではないでしょうか。
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