五十旗頭真の言葉
五十旗頭真氏の言葉 朝日新聞 逆風満帆より
一流の学者になるには,三つの柱が必要だ,と五十旗頭から言われた。主著になるメーンの柱の他に,人物,地域,時代など幅を広げてテーマを見つけなければいけない。柱が三つなければ建物は建たないじゃないか,と。「狭い専門に閉じこもるのは知的怠惰」だからだ。
よく聞いたのは,学問には実証性が重要であること,そして普遍性を求めるべきということだ。学者は趣味のように自分の興味のまま,重箱の隅をつつくのではいけない。そのテーマに普遍性があるか,社会的意味があるか,人々に還元できるのか。そんな視点が必要だ,と語りかけた
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